バックナンバー(2024年11月)

菅野弘達のソーシャルメディアマーケティングお役立ちメルマガ

  • 2024.11.28 VOL.225

    菅野弘達の気になるトピックス

    SNS「エコーチェンバー」が結果を左右した兵庫県知事選、選挙の新たな潮流

    SNS「エコーチェンバー」が結果を左右
    した兵庫県知事選、選挙の新たな潮流

    兵庫県知事選挙では、SNSが選挙戦を
    大きく動かす要因となりました。
    再出馬を目指した元斎藤知事は、初期
    の支持低迷から、YouTubeやX(旧Twit
    ter)を駆使した支持拡大戦術で大逆転
    を果たしました。特にYouTuber立花
    孝志氏による動画投稿が「パワハラは
    なかった」「公約実現率98.8%」といっ
    た発言を拡散し、斎藤氏支持の熱を
    高めました。一方、対立候補稲村和美
    氏は公式アカウント凍結やデマの拡散
    など逆風に見舞われ、公職選挙法違反
    の告発をしました。

    本選挙戦では「エコーチェンバー」と
    呼ばれるSNSの特性が顕著でした。
    SNS上で似た意見の投稿が拡散される
    中、支持者同士が結びつき、異なる
    意見が排除される状況が生まれました。
    斎藤元知事の支持者は支持者の投稿を
    中心にシェアし、反対派は反対意見
    のみで結束する「分断」が明確になり
    ました。
    この「エコーチェンバー」現象が、
    当初は支持が伸び悩んだ斎藤氏の街頭
    演説に対する関心を変え、最終的には
    多くの聴衆を集める結果につながった
    と考えられます。

    立候補者、選挙対策本部の関係者は、
    単にSNSを活用するだけに留まらず
    より戦略的な活用。YouTuberやイン
    フルエンサーなどとの連携といった
    これまでの選挙ではやってこなかっ
    たソーシャルメディアに対応できない
    と、選挙には勝てない!という新たな
    潮流となった選挙でした。

    (2024.11.28 Vol.97)
     
  • 2024.11.8 VOL.224

    【編集後記】

    書道をはじめて丸3年、初めて「すばらしい」をいただきました。

    炎の講演家として有名な鴨頭嘉人氏の
    最新号のメルマガで「茶名襲名披露宴」
    の予告がされていました。

    鴨頭(かもがしら)さん、お茶を12年間
    学び続けて、ついに”茶名”を襲名され
    たとのこと。

    炎の講演とは、真逆の静の世界。
    お茶をやるきっかけは、ビジネスの大
    先輩から「鴨頭が次のステージに行く
    には茶道か書道だな」と言われたが、

    茶道にも書道にも全く興味がなかった
    らしく、書道だとサインを書いたり
    書道展を開催てマネタイズしてしまい
    そう。ということで、まったく儲から
    ない茶道を選んだようです。

    私はマネタイズできるから書道を選択
    した訳ではありませんが、AI、IT、
    先端テクノロジーから、まったく遠い
    世界で一筆一筆、向き合う時間が必要
    だと思い始めました。

    石の上にも3年、少し芽が出てきました
    が、鴨頭さんの茶道12年には遠く及び
    ません。
    引き続き、精進していきたいと思います。

    (2024.11.8 Vol.38)
     
  • 2024.11.8 VOL.224

    「生成AI時代の仕事術」

    新規連載にあたってのご挨拶

    第3次AIブームを加速させたのは、2022年
    11月、OpenAI社がリリースした生成AI
    ChatGPTといって間違いないと思います。

    残念ながら、日本企業の生成AI利用率は、
    日経新聞の発表によると、欧米、中国の
    半分以下の約47%。利用している企業でも、
    どのように使えば効果的なのか?実験的
    に利用しているのが実情なのではないか
    と推測されます。

    過去にさかのぼってみると、今から30年前
    インターネットが商業化されたIT革命と
    言われた時も、ノートパソコンやインター
    ネットをどのように使えば良いのか?
    私を含めて、みんな右往左往していました。

    そんな迷えるデジタル難民に指針を与えて
    くれたのが、山根一眞氏と著書『デジタル
    情報の仕事術』でした。
    自称、山根一眞氏の後継者と自認している
    私、菅野弘達が、新著『生成AI時代の
    仕事術』発行を目指して、メルマガ読者
    の皆さまのお仕事に役立つ生成AIを活用
    した仕事術を、1号1号、具体的に紹介
    していければと考えております。

    現在、個別内容検討中です。乞うご期待を!

    (2024.11.8 Vol.16)
     
  • 2024.11.8 VOL.224

    菅野弘達の気になるトピックス

    ChatGPT 4o の文章生成力の凄さにみんなが驚いた日!!

    その日は、令和6年10月25日(金)、
    場所は長野県伊那郡飯島町、飯島町商工
    会会議室。ここで、セミナー「”新三種
    の神器”ChatGPT、TikTok、Capcutの
    使い方」を行っていました。

    生成AIセミナーでは、AIの概要、基本的
    な使い方を一通り解説した後に【デモン
    ストレーションワーク】として、セミナ
    ー参加者より、ChatGPTに聞きたいこと
    を、その場でリアルに聞くワークをして
    います。
    飯島町商工会、野村肇会長の手が上がり、
    明日の夜、駅前でイルミネーションの
    点灯式があるので、その時の挨拶文を
    作って欲しいとの依頼がありました。

    ChatGPT 4o(オムニ)に、以下の質問を
    しました。

    「長野県飯島町で、明日の夕方、イルミ
    ネーション点灯式があります。
    その開催に当たっての挨拶文を参加者が
    飽きないような楽しい、あいさつ文に
    してください。」

    ChatGPT 4o の回答、作った挨拶文は、

    「皆さま、こんばんは!本日はご多忙の
    中、飯島町イルミネーション
    点灯式にご参加いただき、誠にありがと
    うございます。

    今年もまた、この美しい季節がやってま
    いりました。日中は秋の澄んだ空気が
    気持ち良いですが、夜にはぐっと冷え
    込み、少し寂しい気持ちになることも
    ありますよね。でも、皆さまにこの
    イルミネーションを見ていただきたくて、
    町のみんなで心を込めて準備をしてきました!

    今年のテーマは、皆さまの心を温かく
    包み込む「光の魔法」です。普段見慣れ
    ているこの町の景色も、イルミネーショ
    ンが灯れば、まるで別世界に来たかの
    ように感じられることでしょう。

    点灯の瞬間、どんな光景が広がるか、
    一緒にワクワクしながら見守りましょう!

    それでは、皆さま、カウントダウンの
    準備はよろしいでしょうか?一緒に声
    を合わせて、「3、2、1、点灯!」と
    盛り上がりましょう!

    寒さも忘れるような、素敵なひと時を
    お楽しみください。本日は本当にあり
    がとうございました!」

    「長野県飯島町で、明日の夕方、~
    あいさつ文にしてください。」といっ
    た最小限の質問文で、上記の挨拶文を
    作る ChatGPT 4o の文章生成の能力、
    高いと思いませんか?! 

    皆さんも、いろいろなお困り事を、
    生成AIに問い合わせて、先ずは、
    叩き台、サンプルとして文章を作って
    もらって、その文章を、自分に合った
    文章に校正すれば、完璧な文書になって
    いきます。 ChatGPT 恐るべし !!

    (2024.11.8 Vol.96)