バックナンバー（2023年3月）

生まれた時から、スマートフォン（スマホ）
やSNSが存在していた20代前後の若者
は、情報収集や動画の視聴をスマホで
おこなっている。　スマホの形状どおり
彼らは縦画面で、隙間時間を利用して
ショート動画（90秒程）を次から次へ
とチェックしている。
そんな世代に絶大な人気を博している
のが、中国のベンチャー企業ByteDance
が運営する「TikTok」です。

何故若者中心に流行ったか？

①他のSNSと比べて、気軽に投稿ができる。
　流行の音楽に合わせて、踊るだけで
　いいね！やコメントが付きやすく、
　自己承認欲求が満たされるからと
　言われています。
②拡散力の高さ
　これまでのTwitterやInstagramと
　異なり、AIシステムによって、投稿した
　動画を好みそうな視聴者に自動的に
　配信してくれるので、フォロワーを増やし
　易い。
③動画制作が簡単
　専門的な動画編集スキルも必要とせず
　著作権がうるさい楽曲も、著作権フリー
　の素材も容易されているので、ユーザー、
　視聴者も増える。　

日本経済新聞電子版によると、TikTok
広告による商品購入率は、約３割と非常
に高く、

世界中のZ世代を中心に人気を集めているTik
Tokが、アメリカで使用禁止の動きが加速している。
今年1月に入ってニュージャージー州とオハイオ州が
使用禁止を発表、現在全米15州で使用禁止に
なっている。
この禁止処置は、議員や公務員の公用端末での
使用を禁じる緊急命令で、アメリカ人個人の端末
での使用を禁止するものではない。　
アメリカに続いて、カナダやイギリス政府も同様の
発表をしています。

日本では、3月はじめ国民民主党がTikTokの
使用を禁止にした。

アメリカをはじめ各国、国民民主党に至るまで、
個人情報に不正アクセスされる懸念があるための
処置で、実際最近TikTok社員が、ジャーナリスト
の取材源を特定するため個人情報に不正アクセス
した疑いがあるとして、米司法省捜査に乗り出した
と報じられた。

それでは、我々一般の国民はどうすればいいのか？

＊これまでどおりの投稿を続ける。
＊投資で成功した！フェラーリを

前回、働ける人口が、この20年弱で１割減り、
求人広告件数は2.5倍にもなっていて、
採用条件で同業他社に勝てません！
その解決策の一つが「ソーシャルメディアリクルー
ティング」という手法であるとお伝えしました。

本号では、他社ができないSNSを使った
ソーシャルメディアリクルーティングのやり方について
解説します。

ソーシャルメディアリクルーティングとは、文字どおり
各種SNSで会社のことを継続的に投稿していって
自社の”ファン”を集め、”共感”を喚起することで
採用につなげていく手法です。
この手法を使って採用活動をしている企業は
少なく、優秀な技術者を採用できないと成長が
難しくなるIT企業や一部の大手企業が活用して
います。

では、いったい何を投稿するのでしょうか？

求人広告で伝える会社概要、事業内容、採用
条件といった単なるインフォメーション（情報）で
なく、経営者の思い、働く仲間、働き方といった
会社の魅力、面白さを発信して、フォロワー（読者）
の”共感”を喚起して、会社のファンになってもらい、
ファンから”志願”がくるようにするものです。

ソーシャルメディアリクルーティング成功のカギは、
①ファンになってもらいたい人が多くいるSNSを選ぶ。
・Instagram　女性
・Twitter　若い男性
・Facebook　30代ミドル
・TikTok　10代の男女

②投稿のテーマを考える
単なるインフォメーション（情報）でなく、経営者
の