バックナンバー(2023年2月)

菅野弘達のソーシャルメディアマーケティングお役立ちメルマガ

  • 2023.2.28 VOL.164

    菅野弘達の気になるトピックス

    Withコロナ、深刻さを増す”人手不足”どう対応したらよいのでしょうか?

    新型コロナ「5類」へ。GW明けの5月8日に移行
    されるのが、正式に政府から発表されました。
    いよいよWithコロナ、新たなニューノーマル
    時代に突入します。

    また併せて、海外からの観光客の水際対策の
    解除もされるのではないか?と言われています。

    各地の観光地もコロナ前とは言わないまでも
    着実に観光客が戻りつつあります。

    これに伴い、深刻さを増すのが”人手不足”!

    ・成田空港で人手不足が深刻化「ギリギリの状態」
    ・ホテルや旅館が人手不足でパンク状態
    ・都内の法人タクシー運転手、深刻な人手不足に
    ・非正社員の人手不足割合に関しては「飲食店」が
     全業種中で唯一の7割台となり、深刻な人手不足
    等々

    年明け1月~2月のニュース記事のタイトルを見ても
    どの業種でも”深刻な人手不足”を伝えています。

    この”深刻な人手不足”どう対応したらよいので
    しょうか? 
    読者の皆さんの中で、何か良いアイデア、考えなど
    ありましたら、お聞かせいただければ有り難く、
    メルマガ上でシェアさせていただければと思います。

    これまでのように、求人広告を各種媒体に出稿して
    も、この問題は間違いなく解決できません。

    私は、次の【2】で解説する会社のファン創りから
    始めるのが、
     

    SNS・動画による顧客開拓、One ポイント レッスン

    「集客、販売、採用にも困らない! あたなの会社のファンの創り方」 3.採用条件だけで他社に勝てますか?先ずは会社のファン創りから始めて、ファンから絶対辞めない適財者から志願が来る時代がやってくる。

    先ずは、採用市場の状況を見てみたいと
    思います。

    我が国の生産年齢人口(15歳~65歳)は、

    2005年 8,409万人/2022年 7,555万人
    その差、-854万人

    求人広告件数は、

    2005年 55万件/2022年 137万件
    その差、+82万件

    働ける人口が、この20年弱で1割減り、
    求人広告件数は、2.5倍にもなっています。
    この傾向は、今後も続く少子化と共に増々
    拡大して行くものと見込まれます。

    政府がWithコロナへ舵を取り、各種規制の
    緩和を進めることにより、景気は回復基調
    になりますが、限りある労働者を取り合う
    ことになります。
    これにより、大多数の企業では給与、勤務
    時間、休日日数などの採用条件で同業他社
    に勝てません! 仮に勝って採用できたと
    しても、条件だけで応募してきた人は長く
    続かないとう調査結果出ています。

    その解決策の一つが、「ソーシャルメディア
    リクルーティング」という手法です。

    これまでのように、ただ単に各種条件を
    列記するのではなく、「当社は誰れのため
    に、どんな社員がどんな仕事をしている」
    のかを写真や動画を使って各種SNSで継続的
    に投稿、これにより求職者の価値観と適合
    する会社なのか? また
     
  • 2023.2.18 VOL.163

    菅野弘達の気になるトピックス

    世の中を大きく変えるか?! 対話式AI「ChatGTP」を使ってみました!

    今話題の誰でも使える対話式AI「ChatGTP」
    を使ってみました!

    私の専門のSNSについて、以下の質問を
    してみました。
    「Facebookの投稿を拡散する方法は?」

    10秒程して、以下のような回答が日本語で
    画面に出てきました。


    1.シュアする:約3行の理由、解説
    2.いいね!をする:同上
    3.コメントする:
    4.タグを付する:
    5.広告を利用する;

    最後に、ただし、過剰な投稿はスパムと
    疑われる場合があるのでご注意をとのこと。

    回答、解説パーフェクト!! 文章も含めて
    優等生の模範回答のようです。
    自分の専門外の質問もしてみましたが、
    どれも納得いく模範回答でした。

    これまでも、大学の論文、学校の宿題を
    Googleでいろいろと検索して、切り張り、
    コピーして提出していた学生も多かった
    ですが、そんな面倒なことをせずに、
    対話式AI「ChatGTP」に、質問、課題を
    投げかけるだけで、100点もらえる回答が
    ほんの10秒程度で返ってきます。
    「ChatGTP」を開発した企業のある米国の
    ニューヨーク州教育委員会では、
    「問題解決する力の妨げになるおそれが
    あるので「ChatGTP」の使用禁止に」と
    発表されました。使用禁止といっても
    事実上困難! 学生、社会人も含めて
    お困りごとが発生した時には、対話型
    AIに質問することが増えていくと思われ
    ます。
    これによって、人間は増々バカになって
    いき、質問量が増えれば増えるほど賢く
    なっていくAIとの格差は広がっていく
    ものと考えられます。SF映画のように
     

    IT業界一筋40年! 私だけが知っている業界裏話

    スティーブ・ジョブズの名言「ハングリーであれ、愚かであれ」の愚かであれとは? (その2)

    スティーブ・ジョブズの名言
    「ハングリーであれ、愚かであれ」の
    愚かであれとは? (その2)

    前回は、この言葉がジョブズ自身の言葉
    ではなく、1970年代半ば学生達のバイブル
    『全地球カタログ』最終号に書かれていた
    ものであること。

    「ハングリー」は分かるが、「愚かであれ」
    は、人によっていろいろな意味として取る
    ことができ、アメリカ人の多くは、Foolishは
    愚かではなく、純粋、pureという意味で捉え
    ていると書きました。

    ではスティーブ・ジョブズも純粋、pureという
    意味で「愚かであれ」と語ったのでしょうか?

    晩年、度々京都を訪れ禅寺で座禅を組んで
    いたジョブズは、禅の神髄から「愚かであれ」
    を捉えていたのではないか?と京都在住で
    ノーベル賞(医学・生理学)有力候補者の一人
    である杉本八郎博士は、以下のように解説
    しています。

    五祖法演禅師の語録の中に
     
  • 2023.2.8 VOL.162

    菅野弘達の気になるトピックス

    SNSへの「ふざけた」投稿による炎上が何故?無くならないのか!

    回転寿司チェーン店「スシロー」で1月末、
    ”据え置きの醤油を直に舐める””レーン上の
    寿司に唾つける”などのインスタグラムの投稿
    が瞬く間に拡散されて炎上! この投稿に続き
    スシローだけでも8件の迷惑行為が、他の回転
    寿司チェーン店まで飛び火してしまいました。
    とても悲しい事態です。

    SNSへの「ふざけた」投稿による炎上が何故?
    無くならないのか!

    一番の根本原因は、各種経済指標が示す通り
    日本でも格差が広がり、最新の調査によると
    平均年収約400万円。「一億総下流社会」へ
    転がり落ちているようです。よって食事の
    マナーやルールなど教えらえず、知る由もない
    ので、常識のある人ならまった考えられな行為
    を平気でやる輩が、残念ながらそこらじゅうに
    いるということです。

    また拡散の道具となったインスタグラムを
    はじめとする各種SNS。年収の高低、頭の良さ
    悪さに関係無く、誰もが簡単に使えてしまう
    ので、残念ながらこのような「ふざけた」投稿
    が量産されてしまうベースがあります。

    日本にSNSが入ってからずっ~~と、牛丼屋
    のアルバイト店員らによるおふざけ投稿から
    はじまり、女子プロレスラー木村花さんへの
    ひぼう中傷、そして今回のスシロー事件。
    SNS活用には、マナーやルールを含めた使用
    免許制度などできない限り、根絶するのは
    至難の業だと考えます。

    今回の事件で、「スシロー」の株価が暴落、
    168億円の含み損が発生と報じられました。
    すでに投稿者の氏名等もネット上で明らかに
    されてしまい、当事者と保護者から直接の
    謝罪を受けているものの、「スシロー」では
    それを受けいれず、民事・刑事で法的処置を
    とると表明しています。
    百数十億もの損害が出ているので、賠償金も
    億単位になるかも知れません。一般的には
    自己破産すれば、損害賠償から逃れなれると
    考えますが、本件の場合を調べてみますと
     

    IT業界一筋40年! 私だけが知っている業界裏話

    スティーブ・ジョブズの名言「ハングリーであれ、愚かであれ」の愚かであれとは?(その1)

    2005年6月12日、スタンフォード大学の
    卒業式でのスピーチの最後をスティーブ・
    ジョブズは、この言葉で締めくくった。

    14分17秒もの長いスピーチの最後に
    この言葉を3回も繰り替えし卒業生に
    印象付けようとしたのだと思います。
    しかし、この名言だけが一人歩きして、
    この言葉が、ジョブズ自身の言葉だと
    思っている人が大半だと思います。

    この言葉の出典は、1970年代半ばジョブズ
    が大学生の頃、多くの学生達がバイブル
    として読んでいた『全地球カタログ』
    (スチュアート・ブラウン著)の最終号
    の裏表紙に、早朝の田舎道の写真と共に
    「ハングリーであれ、愚かであれ」と
    書かれていました。
    自身が大学生だった時の別れの挨拶と
    して心に焼き付いた言葉を今の学生達に
    も伝えたかったのでしょうか?

    「ハングリー」は分かりますが、
    「愚かであれ」は、人によっていろいろな
    意味として取ることができるので、