-
2023.1.28 VOL.161
菅野弘達の気になるトピックス
ユーチューバー・「オワコン」説は本当か?!
白い仮面とグレーのスウェット姿で人気の
ユーチューバーのラファエル(登録者数
180万人)は、コロナ前の2019年、その年収
は推定5億円、時給日本一のユーチューバー
ともてはやされていたが、
「ユーチューバーというYouTubeで収益を
上げて稼ぐというビジネスモデルは、
いずれ終わると思っています。広告収入は
10分の1ぐらいになっています。
ほとんどのユーチューバーが、そうだと
思います」ラファエル氏語る。
(デイリー新潮記事より転載)
また、芸能人ユーチューバーとして、先陣
を切っていた宮迫博之さんもコロナ前は、
「1本の動画が数百万再生を記録することも
多かったのですが、最近は数万台も珍しく
ありません」
実業の焼肉が成功しているので、そちらに
専念すべきと指摘されているようです。
ユーチューバー・「オワコン」説が、流布
されている要因は、やはりライバルの出現!
ユーチューブの牙城を切り崩したのはTikTok。
ユーザーが世界的に広がり、広告収入争いで
も激戦を繰り広げている。
「TikTokの利用者は34%が『表示された広告
を通じて商品を購入した』と答え、一方、
YouTubeの広告による商品購入率が数%という
数字もある」ようです。
(日本経済新聞電子版、22年5月26日による)
*用語解説:「オワコン」
「オワコン」は「終わったコンテンツ」の略語
この前兆は既に出ていた。
本メルマガ(2022.6.18 VOL.139)号の
同じく気になるトピックス、
「所ジョージ、10年続けたYouTube
チャンネル辞めちゃんだってよ!」を
取り上げ、その理由として、
「6月1日からグーグルが勝手にアトランブル
に広告をつけるそうです。 お金のニオイが
しないでやってきた10年は、広告がつくので
今日でおしまい」と所氏。激減する広告費を
何とか維持しようと、あらゆる手段を使い
はじめたのが、2022年頃からだったのを
示している。
さらにさかのぼると、株式会社オタキング、
株式会社ガイナックスの代表を務めていた
岡田斗司夫氏の2018年11月発行の著書
『ユーチューバーが消滅する未来』正に
今の現状を適確に言い当てている。
「日本人ユーチューバ―の市場も、これから
2、3年でアイドルや芸人に荒らされることに
なるでしょう」(77p)
「10年以内には言語の壁が崩れて、グロー
バルユーチューバーに日本人ユーチューバー
は淘汰される。そして10年後、人間ユー
チューバ―は、AIユーチューバーに淘汰さ
れる」(79p)
読者の皆さんもお気づきになっているSNS・動画による顧客開拓、One ポイント レッスン
「集客、販売、採用にも困らない! あたなの会社のファンの創り方」2.ファンがファンを呼び、集客、売上が簡単にアップする。
ファンがファンを呼ぶということは何となく
分かるような気がする。ファン創りでは
たぶん世界一に入る宝塚歌劇団を見れば
良く分かる。有楽町にある東京歌劇場では、
公演開催中、出待ちのファンで劇場前は
いっぱいになる。これはインターネットの
ない時代、1914年の第1回から100年以上
宝塚ファンが地道に自身の友人、知人に
お声掛けをしながら築いてきた結果である。
そのファン創りが、一般の企業にできる
のでしょうか?
私はSNS、ソーシャルメディアの専門家
として、宝塚には遠く及びませんが昨年
10周年を迎え、これまでの経験から、
インターネット、各種SNSを適確に活用を
すれば最低3年くらいでファン創りが可能
だということを弊社のクライアントが証明
してくれています。
SNSの適確な活用とは?
SNSを日頃から利用されている読者の
皆さんなら分かると思いますが、 -
2023.1.18 VOL.160
菅野弘達の気になるトピックス
ステマ(ステルスマーケティング)規制へ!
年も押し迫った12月27日、「インターネット上
などで広告と明らかにせず口コミや感想を装って
宣伝する「ステルスマーケティング(ステマ)」
の規制に消費者庁が乗り出す。同庁の有識者検討会
が27日に規制強化を求める提言をとりまとめた」
(日経新聞オンラインより転載)
本メルマガの読者の皆さんには、いらっしゃら
無いと思いますが、もちろんSNS、YouTube等の
インフルエンサーも、この規制の対象になります。
検討委員会が影響力あるインフルエンサー300人を
対象に調査を行ったところ、約4割にあたる123人が
「広告主からステマの依頼を持ちかけられた経験が
ある」と回答されたそうです。
また半数以上の方は「悪いこと」だと思いながら、
お小遣い稼ぎと言った軽い気持ちで依頼を受けて
しまったようです。ステマは女性の利用者が多い
インスタグラムに多く、よってコスメ、スキンケ
アとかサプリメントといった商品が多いようです。
何回がお会いして信頼できる人の投稿だからと
いって安心して購入したものが、ステマだった
ということが分かって、経済的、精神的なダメ
ージをダブルで受ける消費者と、それまで多くの
読者がいたインフルエンサーが、
SNS・動画による顧客開拓、One ポイント レッスン
「集客、販売、採用にも困らない! あたなの会社のファンの創り方」 1.なぜ今、企業のファン創りが必須なのか?
前回のはじめにも書きましたが、
企業が顧客でなくファンを作る主な
メリットとして
・リピート購入してくれる。
・SNS等で商品、サービスの良い点を
依頼をせずとも広めてくれる。
〔注:【1】で説明のステマではありません〕
・ファンがファンを呼ぶ
・価格競争する必要がなくなる。など
さらに、昨今多くの企業が採用ができず
困っています。求人広告に費用を掛けても、
結局各種条件比較をされていまい条件の一番
良いところに応募する傾向があるからです。
コロナ禍が3年も続き、テレワーク、
ステイホームも体験、非対面、オンライン
でのミーティング、セミナーも普通の事に
なってきました。コロナ禍によって、今まで
の延長上でない、まったく新しいやり方、
それを
”ニューノーマル”
(社会に大きな変化が起こり、変化が起こる
以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな
常識が定着することを指します。)
「新常態」とも呼ばれます。
SNSや動画等、”ソーシャルメディアマー
ケティング”に、いち早く着手した私の考える
『ニューノーマル ソーシャルメディアマー
ケティング』は、
・買っていただくではなく、
買わせていただく商品・サービスの提供
・人材募集ではなく、
御社で是非働かせてくださいという志望者
が来る
と言った、これまでのまったく逆転した発想
です。
オールドノーマル(旧態依然)では、費用を
-
2023.1.8 VOL.159
菅野弘達の気になるトピックス
お年玉も電子マネー!?
お正月、子供の時に嬉しかったのは、
お年玉がもらえること。祖父母や親せき
のおじちゃん、おばちゃんが来ると
お年玉袋が増えて、1万円から2万円を
超える年も。小学生くらいだと母親が
銀行に貯金しておきましょうと言われて、
取り上げられてしまいますが、中高生に
なるとたまったお年玉で、何を買おうか
あれこれと考えるのが楽しみでした。
読者の皆さんの多くは、おれまでどおり
お年玉袋に現金を入れて渡された方が
大半だったと思います。調査会社イン
テージの調査でも90%が、現金で渡す
という結果だったとのこと。
現金で渡す理由は「ありがたみが伝わる」
「実感が湧く」が主な回答。
電子マネー(キャッシュレス決済)を
選んだ人は、2023年、まだ1%未満
だったようです。
一方、20歳以下でキャッシュレス決済で
受け取りを希望する人は30%にも上る
ようで、この格差は年々拡大して来ると
予想できます。
確かに上げる方も、もうらう方も、
現金の方がありがたみもあり、実感も
湧くのは今のところはそうでしょうが、
電子マネーのお年玉のメリットとしては、
新札やぽち袋を用意することなく、子供
を含めて多くのユーザーが利用している
LinepayやPayPayを使えば、SNS・動画による顧客開拓、Oneポイントレッスン
「集客、販売、採用にも困らない! あたなの会社のファンの創り方」はじめに
広辞苑で「ファン」の意味をしらべて
みると「スポーツ・演劇・映画・音楽
などで、ある分野・団体・個人をひいき
にする人」と書いてあり、スポーツや
芸術の分野で、会社は入っていません。
またGoogleで「会社のファンの作り方」
をキーワードに検索してみても、10件
程しか出てきません。
まだ会社のファン作り(創り)は、
一般化していないと思います。
SNSを使った法人コンサルティング
を始めて10年が経ちました。各種
SNSをその特性を活かして使うと
集客が上がり、よって売上も上がる
という実績を重ねてきて、多くの
個店、企業、団体に指導させてい
だきました。
数年前より、SNSの特性がより深く
理解できてからは、集客という言葉を
使わず「顧客開拓、顧客のファン化」
を提案するようになりました。
詳しくは、これからの連載で解説して
参りますが、SNSはファンづくりに
適したメディアであるということです。
企業が顧客でなくファンを作る主な
メリットとして
・リピート購入してくれる。
・SNS等で商品、サービスの良い点を
依頼をせずとも広めてくれる。
・ファンがファンを呼ぶ
・価格競争する必要がなくなる。など
さらに、昨今多くの企業が採用ができず
困っています。求人広告に費用を掛けても、